全国の看護師の求人情報なら「看護求人ガイド」におまかせ。無料会員登録で最新の情報をご覧ください。


フリーダイヤル0120-777-277


コラム

看護職のお役にたてるコラムを掲載しています。


新しい教育体制 PNS って知ってる? 押さえておきたいメリット・デメリット

近年、新しい新人看護師の教育体制としてPNSが多く導入されていますが、どんな制度か知っていますか?実は、PNSにはメリット・デメリットが存在します。就職する前に教育体制についての知識を身につけておくことで、自分に合っている就職先を見つけることができます。どんな内容なのか見てみましょう。

そもそも、PNSって何?

PNSはパートナーシップ・ナーシング・システムといい、福井大学医学部附属病院が2009年に提唱した新しい看護方式です。

看護師が安全で質の高い看護を提供することを目的とし、2人の看護師が良きパートナーとして、対等な立場で、お互いの特性を活かし、相互に補完し協力し合う看護提供方式です。

(看護方式とは、看護師が複数人でのチームを組み、患者さんに対応していく方法を言います。)

PNSを取り入れることによって期待される効果

2人1組で構成されるので、パートナーと協力して看護サービスの質と安全性、効率性を確保します。

また、1人の看護師が複数の患者の入院から退院までを受け持つので、自己完結型となっています。そのため、患者さんに対する不安の解消や、患者さんのニーズに対応しやすくなっています。

PNSのメリット

新人へのフォローが早くなる

新人は基本先輩看護師と組むので、先輩看護師と一緒に行動することでわからないことがあるとすぐに聞くことができます。なので、正しい知識をすぐに知ることができて安全な看護を行うことができます。

お互いに補完できる

新人看護師は知識を増やすことができ、先輩看護師は不足していた知識に気づくなど、お互いで学ぶことができ、相互作用によって成長することができます。

情報共有

患者の情報を共有することで認識する情報量が増え、そのうえ2人で看護を考えので、1人の患者に対する看護の質を高めることができます。

PNSのデメリット

仕事の種類が増える

今まで1人で行っていた仕事を2人で行うことになるので、今までより受け持つ患者も増えるので多くの患者に対応しなくてはなりません。

人間関係の良し悪しに関係する

1年間は同じペアでいることが多いので、気が合わない人であると人間関係のトラブルが生じてしまいます。

熟考する時間が減る

わからないことがあったときにペアにすぐ答えをもらうと、考える時間も少なくなり深く考えることがなくなる可能性があります。

教育制度はこれのほかにもプリセプターシップや病院独自のものがありますので、気になっている病院の教育制度を調べてみたり、自分に合っている教育制度から病院を選ぶのもいいと思います。

このエントリーをはてなブックマークに追加

看護求人ガイドとは

看護求人ガイドは、アスカグループの運営する転職をお考えの看護師のための求人サイトです。看護師さん向け求人を中心に、「こだわり条件で選ぶ求人システム」「看護師さん向け情報」など、看護業界にまつわる情報をわかりやすくご紹介しています。看護師の求人以外にも多彩な情報を随時掲載しています。これから看護師の仕事を目指す方、現在看護師として活躍中で転職希望の方、など様々な方をサポートします。当サイトのサービス、機能、求人・転職情報は全て無料。看護求人ガイドは看護師さんを中心とした看護の専門求人サイトです。みなさんの転職・就職活動に、ぜひ看護求人ガイドをご利用ください。

今すぐ会員登録